「飽き」という恐ろしい煩悩
私は、
一事業主として働いている。
仕事上で人と会うことはない。
自分で決めて、
自分で行動して収入になっている。
だからあんまり一般的にいう「働く」という感覚ではないと思う。
「効率よく」とか「稼ぐ」ということよりも
「楽しい」とか「夢中になって」ということの方が先立つ。
「楽しい」を維持するのも大変だ。
何をやっていても
「飽き」という恐ろしい魔物が
気付くと張り付いてくる
人間の最も恐ろしい煩悩ではないかとさえ思う
今がまさにそれだ
だからその気持ちを形にしようと
こんなものを書いているのだ
自分の症状を問診し診断している。
そして冷静に結果を見て
あー、くだらないものを書いてしまった
どうせなら何か作ろう
その方がマシだ
とか何とか言って
自分の好きで始めたはずの作業に戻るのだ
この「飽き」は加齢とともに敏感というか育つものらしい
若い時には「退屈」という気持ちはあっても
「飽き」という気持ちは少なかったように思う
現在、50を過ぎ
「飽き」という煩悩がとてつもなく大きな障害となってきた。
異性への関心
酒
釣り
ゴルフ
カジノなどギャンブル
その他もろもろ
これまで、
命をかけて頑張ってきた事でさえ
どれもくだらなく感じるようになってきた
面倒臭いと思うようになってきた
ヤバいぞやばい!
それをも忘れるような夢中になれるものを探すか
それとも勘違いのように
何かに夢中になるフリをして取り組むか!?
そうしてたらいつの間にか本当に夢中になってるかも知れない!
そうだ、考えるな
考えるな
どうせ全てくだらないのだ!
くだらないと考えるのも
くだらないのだ!
ものを作る上でこの考えが一番の障害だとつくづく思う。